バスケットボールBリーグの実況をさせてもらうことになった時、自分なりのデータベース、というか資料をつけるための文房具をいろいろそろえなきゃと思ったんです。

別に市販のノートやペンでいいんですよ。でも、ボク、文房具が好きなんで「質のいい実況をするためにはこだわったものを使わなきゃいけない!」という欲が出るんです。

Bリーグが開幕してひと月半、質のいい実況ができているかは別にして、こだわった文房具たちはいい仕事をしてくれています。

バスケットボールの実況を始めることになってまず思ったのは、あの数字の意味を理解しなきゃいけないということ。FGMやFGA、RPGやAPGなんて、分からないと暗号のようなものですよ。

こういう数字たちと愚直に向き合うしかない、と思って、全部書き留めることにしました。そのイメージとして、A4の紙に自作の一覧をプリントアウトして、それをルーズリーフにストックするのが頭に浮かびました。

そこで選んだのが「テフレーヌ」という、書くときにリングが手に触れないノート。

 

 

自作の一覧をプリントアウトした紙を、ルーズリーフパンチを使って穴をあけ、テフレーヌにセット。うむ、見た目がよい。

最初は自己満足半分のつもりだったんだけど、これが意外と実況席での使い勝手がいい。フラットになるし、リングが最低限しかないので邪魔にならない。

ただでさえ紙資料が多くなる実況席をスッキリ使うことができたのは嬉しい誤算でした。

お次は、一覧に数字を書き留めるときに使っているシャープペンシルを。