109シネマズ名古屋で「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を観る。ちょっとグロい中に隠れているのは、巣立ちの物語。
映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』オフィシャルサイト
少年ジェイクは、現実と幻想が交錯する中で、奇妙な子供たちが暮らす“ミス・ペレグリンの家”を見つけ出す。子供たちが不思議な能力を持ち、ひたすら同じ一日を繰り返す理由を知る一方で、彼らに忍び寄ろうとしている危険に気付くジェイク。さらに、ミス・ペレグリンの家へと導かれた理由と自身の役割を知る。やがて、真実が明らかになるとともに、子供たちに思わぬ変化が起こるが……。
グロくてユーモアがある。おっと、それを食べるシーンもあるのか
「この『奇妙なこどもたち』くらいが、グロい最低ラインかな?」と思っていたけど、中盤、そうなりますか。食べますか、それ。
グロくてユーモアがある、ティム・バートンの世界観はこの作品でも健在。そして、こうなるんじゃないか、と思ってるところに「残念でした、そっちには進みませーん!」と、いたずらっぽく笑っている監督が目に浮かぶ。
それにしても、こどもたちの能力があれだけあれば、悪者を簡単にやっつけられちゃうと思うんだけどね。中には「あ、これは無理かな」と思う能力もあったけど。そこもユーモアたっぷりに描いているところがいい。よく殺されなかったなあ。
子供は育つ。それを見守る年長者の役割
子供の成長、という視点で考えたら、いつかは親からは巣立っていかなければならない。最後のシーンでは「手は出さないけど、見守っているよ」というメッセージが込められていた気がした。子供を持つ人は「うちの子供も、いつか巣立つんだ…」という感慨がわきそうだ。
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