絶版になった「ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲」を読んだ。人生でいろんなことを経験したからこそ生まれた愛の物語。やっぱり孤独はよくないんだなあ。
高須克弥さんと西原理恵子さん、仲がいいなあと思っていたけど、いつの間にか「ダーリンは70歳」なんていう間柄になっていた。なぜそういう関係になったのか、高須さんの視点から書かれた本だ。
ボクの心に刺さったのが「孤独はよくない」という内容。どんな時でもそばに誰かかいるということが、どれだけ心の支えになっていることか。
ここまで性格が違っていても惹かれ合うものがあるんだから、人間って不思議だ。ボクにはよく分からない。ボクがそのことを知るようになるのは、もっと先のことか、一生分からないかのしれないなあ。
さて、この本は発売から5日で絶版になりました。不適切な表現があるからということです。書き直しを拒否した高須さんが絶版を申し出ました。
「高須帝国の逆襲」をいま絶版にした|高須克弥オフィシャルブログ「YES高須クリニック! 」Powered by Ameba
その部分、これはそのまま読んだだけではダメだ。書かれていることをよく読み取らねば。杓子定規に不適切という気持ちも分かるが、それではこの本の構成がおかしくなってしまう。その後に続く愛の物語が輝かない。
今と昔では表現できることは変わってきているけど、今の表現では当時のことが伝わりきらないものもある。当時を今のものさしで測れるわけがないのだ。
じゃあ、お前はそういう表現をあえてするのか? と問われれば、ボクは「しない」と答えます。そんなことをしたら食えなくなっちゃうから、というヘタレな考えを持っているからです。あとひとつ理由がありますが、それはまあ、会った時にでも。
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