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名古屋を中心に活動する、ラジオパーソナリティー/スポーツアナウンサー/声優/朗読家。

映画

映画「アイアムアヒーロー」で感じた、連載中の作品を映画化することの難しさ

2016/05/19

109シネマズ名古屋で「アイアムアヒーロー」を観る。原作が未完のものを映画化するのって、難しいよねえ…。

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映画『アイアムアヒーロー』公式サイト

漫画家アシスタントとしてパッとしない日々を送る、35歳の鈴木英雄(大泉洋)。そんな彼の恋人が、人間を凶暴に変貌させるウイルスに感染して襲い掛かってくる。慌てて趣味の射撃で所持する散弾銃を手に外に飛び出す英雄だが、街はZQNと呼ばれる感染者であふれていた。出会った女子高生・早狩比呂美(有村架純)と逃げるが、彼女は歯のない赤ん坊のZQNにかまれて半分ZQN半分人間という状態に。比呂美を連れてショッピングモールに逃げ込んだ英雄は、そこで藪(長澤まさみ)という勝気な看護師と顔を合わせる。

引用元:映画『アイアムアヒーロー』 - シネマトゥデイ

ゾンビ映画だ! これはテレビでは放送できるのか?

これはテレビではやらないだろうなあ。血の量がすごいし、頭は吹っ飛ぶし。ZQNを退治するシーンは怖いし、面白い。ゾンビ映画が好きな人は、納得できるクオリティーじゃないかなあ。

だから、展開上必要だと思うところでも、ZQNが出てこないところは、どうしても物足りなく思ってしまう。

連載中の世界を切り取ることの難しさ

さらに、この原作はまだ連載が続いているマンガ。原作が終わっていないのに、映画のストーリーが終わるわけではない。一応の完結は見せているけど、通過点のひとつのように見えるのは、しょうがない。

パッとしない生活だった英雄がどの程度成長できたのかは、分からない。だって、この世界はまだ続くんだもの。ZQNばかりの地に、安住できるところはないんだもの。

まだ続く不安の方が大きくて、英雄の成長がかすんでしまう。ZQNを倒してよかったね、なんて終わり方ではない。ボクはこの作品を観終わって「まだ続くんだよなあ…お気の毒に」と思ってしまった。

サッカー選手に例えたら、こんなタイプ

その威圧感でゴールを守るキーパー。勘が冴えている時のシュートコースの読みっぷりは見事。ゾーンに入っていると、ゴールを奪うのは不可能。

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