きのうTOHOシネマズ名古屋ベイシティでもう一本「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」を観た。観ながら思ったんだけど、これ、もしドラえもんがポケットから道具を出していたらとんでもないことになってたかもしれないね。ドラえもんのポケットをうまく封じたなあと思いました。

大ヒット上映中!「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)」公式サイト

ある日、昼寝中のドラえもんの鈴が盗まれるという事件が発生する。犯人は怪盗DXという正体不明の男。そこでのび太はシャーロック・ホームズセットを使い、未来にある「ひみつ道具博物館(ミュージアム)」に事件の手がかりがあると突き止め、みんなで未来へと行くことにする。しかし、博物館でも怪盗DXによってさまざまなひみつ道具が盗まれてしまい……。

引用元:映画『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム)』 – シネマトゥデイ

ボクは映画ドラえもんを意欲的に観ようと思ったのは生涯初で、その他の作品はぼんやりとしか分からないんだけど、この作品はシリーズ一、二を争う閉じられたフィールドで話が進むんじゃないかなあ。

閉じちゃってるフィールドでは、登場人物もそのサイズに合わせた行動を取るようにしないと、登場人物がそのフィールドを超えて「神」になってしまう可能性がある。そのためにドラえもんのポケットを封じたんじゃないだろうか。あの封じ方、場合によってはドラえもんの道具を使えなくもないよ、という絶妙な感じでよかったなあ。

作品に出てくるひみつ道具は、おそらく一般的には知られていないものばかり。タイムマシンも出てこないし、タケコプターっていつ出てくるんだ? の世界。それでもドラえもんの映画だと思うのは、作品に出てくる道具が、ちゃんと「昔観たことのある、記憶の底に眠っているひみつ道具」だからでしょうね。まあ、作品公開前の数ヶ月の間にテレビアニメに出てきて復習になってるんだろうけどね。

そういえば、声優陣が入れ替わった後で人気になった道具ってあるよね。「きれいなジャイアン」でおなじみになった「きこりの泉」とか。のび太たちを襲うあのひみつ道具も、最近テレビアニメで放送して人気になったのかなあ?

これだけひみつ道具が出てきているのに、ドラえもんのポケットからは確か3種類しか出てきていないはず。それでも「たくさん道具が出たなあ」と思ったのは、ミュージアムの存在感があったからでしょうね。

あ、Perfume の主題歌ですが、ボクが期待していた高揚感はなかった…。これは誰も悪いわけじゃなくて、勝手に期待していたボクのせい。あのイントロはきっと「ラスボス倒した! ばんざーい!」の直後に流れると思ってたんです。ボクが思ってたのと、ちょっと違ったんで…。「未来のミュージアム」は、予告編第2弾での使われ方が一番ハマってると思います。