午後、専門学校で生徒たちと一人ひとりキャッチボール。

遊んだわけじゃありません。一応授業。いわゆる「きちんとしたアナウンス」の感覚を身につけてもらうために、下手投げでそーっと投げながら原稿を読んでもらいました。

クセのある人は強すぎたり、速すぎたりするんです。ちょうど読み終わる時に相手の下腹部くらいに届くのが理想。これやってもらって、ある程度改善したかなあ。

もちろん、この読み方が正解じゃない。落ち着いて聞こえる読み方の訓練。学生たち、さすが声優を目指すだけあって元気よく読むのは得意なんですね。ボクは逆に、落ち着いて聞こえる方が得意なんで、今回こんな形で教えてみました。詳しいこと書き出すと長くなっちゃうので省きますが、やってみたい人は出張いたしますよ。

夕方も事務所でキャッチボール。専門学校と同じことをここでも。「からだ」と「こえ」はつながってるところがあって、体を使って声を出した方が身につくことが多いんです。きょうは10人くらいとキャッチボールしたかなあ。後半バテました。体力ないなあ。