夕方から、東海ラジオ。きょうもプロ野球の中継を聴きながらだったけど、野球ってホント、つまらなくなったなあと思ってたんですよ。でもね、野球の神様というか、シナリオライターはきちんと投打の見せ場を作るんだなあと思いました。

ドラゴンズ対ファイターズは、6回まで先発ピッチャーが好投しました。逆に言えば、バッターが全然打てない。イニングもあっという間に進むから、飲みながらや食べながらの観戦が難しい。だって、すぐに自分のひいきチームの応援になるもの。

こりゃ、テレビやラジオ中継を見聴きしても、おもしろくないだろうと思うのですよ。ちょっと中継したら、すぐCMって感じになるもの。やっぱり、ある程度の時間をかけてイニングが進むのが野球だよね。試合時間の短縮もいいけど、あまり短すぎるとあっという間に終わってしまってつまらないと思うのです。

でも、7回からは、ランナーが出た、得点のチャンス、さあ、ピッチャーはどこに投げる? バッターはどう打つ? というワクワクした展開になりました。これが野球のおもしろさだよね。イニング時間も前半と違って長くなって、そのあとにボクがやる生放送が1時間から10分ちょっとに。

今シーズンは、ピッチャーの成績がよく、バッターの成績が悪いみたいだけど、やっぱり野球は打つことが分かりやすいおもしろさだね。ピッチャーが抑えるおもしろさもあるけど、それはどっちかというと野球のことがちょっと分かってきた時に感じるおもしろさだろうね。

今度実況アナウンサーのみなさんに聴いてみようかなあ。「実況してて『気持ちいーっ!』と思ったシーンって、どんなものでしたか」って。気持ちいいと思う所が野球の盛り上がる所だと思うので、その魅力を引き出すような演出やルール改正をすればどうかなあ。