ミッドランドスクエアシネマで「ダイ・ハード/ラスト・デイ」を観る。今回のマクレーンは、運が悪いというか、自分がトラブルメイカーというか…。ま、ボクは人生で初めてこのシリーズを観たので、ほかの作品との比較はできないんですが。「これはダイ・ハードじゃない!」っていう人もいるのかな。ボクはおもしろかったです。でもね…というところもひとつ、ありましたが。
久しく会っていなかった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こした上に、ある裁判の証人となったと知らされた刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子一緒に次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれるハメになり……。
いろんなものが派手にぶっ壊れていきますよね。車とか、建物とか。間一髪で逃げるところもあって、その割には大怪我しないなあと思ったんだけど、それがダイ・ハードシリーズですよね。
物語は「親子」っていうキーワードからも読み取ることができて、さすが長い間続いているシリーズだという気はする。ただ、いくらダイ・ハードでも、後半は「それはちょっと…」と思うところがあった。
いや、それは別にリアリティを求めているわけじゃないんです。そんなこと言ったらこの作品は成り立たないもの。なので、この部分についても目をつむっていた方がいいのかもしれない。でも、どうしても気になってしまいました。
あるシーンで、あることをして、あるものを身からはずした時に「えっ、そんなんできるの? それ、くれっ!」って思ったんですよ。日本にあったら、問題が全部解決してしまうもんね。もちろん映画の中なのでそういう展開になってもいいんですが、やっぱりね、どうしてもね…。
でも、アクションシーンは楽しめました。これまでの4作はどういう巻き込まれ方をしたのか、観てみようかな。
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