109シネマズ名古屋で「ジェイソン・ボーン」を観る。緊張感と派手なアクション、この落差でスクリーンに釘づけになった。
ひっそりと暮らしていたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー(ジュリア・スタイルズ)が姿を現す。彼女はCIAが世界中を監視・操作するための極秘プログラムを立ち上げたことと、ボーンの過去にまつわるある真実を告げる。これをきっかけに、再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)は、彼を組織に取り込もうとするが……。
ビックリするアクションシーンは、緊張感からの解放
ボーンシリーズ前前作「ボーン・アルティメイタム」の公開から9年。間に「ボーン・レガシー」を挟んでの、通算5作目となるボーンシリーズ。
間がずいぶんあいたからか「この作品は、このあたりを押さえておいてくださいね」という配慮がされている。ボクはそれで助かりました。相変わらず、過去作品をノーチェックで観に行ってます。
ジェイソンが行動するところは、必ずCIAの手が伸びる。監視カメラの映像をもとに、ボーンを追いかける。観ているほうも、緊張感が高まる。どうかんがえても、逃げ切ることのできない鬼ごっこ。
テクノロジーが発達して、ネットの目から逃げられることができない世界の中で、ボーンがどう立ち回るのか。アクション映画の歴史からみたら、9年前より新しい視点が入っているんだよね。
この作品はずーっと、逃げ切れるのかという緊張感がつきまとう。それが開放されたあとのアクションシーン…! あんなに派手なのは今まで観たことなかった!
そうか、この作品はそこを楽しめばいいんだな。アクションシーンに向かっていく緊張感を楽しんで、その後の派手さに驚く。ストーリーはもちろんだけど、そうやって楽しむのもひとつの方法だろうな。
サッカー選手に例えたら、こんなタイプ
孤高のドリブラー。華麗なテクニックでボールを運び、チャンスメークをする中盤の要。
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