ミッドランドスクエアシネマで「ゴーン・ガール」を観る。まさかこんなテーマが隠れているとは思わなかった。サスペンスものかと思ってたのに、そして、それはサスペンスよりも怖いものだった。

映画『ゴーン・ガール』オフィシャルサイト

ニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は誰もがうらやむ夫婦のはずだったが、結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう。警察に嫌疑を掛けられ、日々続報を流すため取材を続けるメディアによって、ニックが話す幸せに満ちあふれた結婚生活にほころびが生じていく。うそをつき理解不能な行動を続けるニックに、次第に世間はエイミー殺害疑惑の目を向け……。

引用元:映画『ゴーン・ガール』 – シネマトゥデイ

この展開をたとえるなら、ドライブで助手席に乗っていたら、隣にいるドライバーが急に態度を変えてスピードを上げ、急ハンドルを切ってコースを変えるような感じ。恐怖と不安が入り混じった、変な感じ。

なんとなく、結婚して夫婦になるとこういう形になるのかなという想像をしていたんだけど、この作品を観るとそんなのは理想にすぎないっていうことを突きつけられる。夫婦の形はそれぞれで、他人がとやかく言うものではないみたいだ。そこに他人が入ってしまうと…というのが本編でも言われているのかな。

ひとりで観に行ってもいろんなことを考えてしまうんだから、カップルで観に行ったらどうなるんだろう…。これが観られるカップルは強いのかもしれない。