ボクが自分のサイトの立ち上げたのは、1997年6月19日。今年で18周年を迎えるのです。最近ボクを知ってくださった方はビックリするでしょうね。そんな前からやってるの! ってことと、そんな前からやってるのに内容が薄いね! ってことに。ははは、内容が薄いのは放っといて!

2004年にブログを導入してからは過去のものは全部残してるけど、それまでのものは削除しちゃったからね。リンク集とか、連想将棋とか、エッセイとか、いろいろあったんですよ。連想将棋なんて、懐かしいコンテンツだけど。今でも通用するんじゃないかなあ。あ、音声コンテンツもね。ストリーミングとか、ポッドキャストとか、やってたなあ。

インターネットが世の中で使われ始めた時、ボクは衝撃を受けました。自分の放送局を持つような感覚を受けて、これはボクがやりたいこと、そのままじゃないかって思いました。

その感覚は昔も今も変わってないんだけど、思いだけではダメなんですよね。思ってるものの1000分の1くらいしかできてない。18年もやってりゃあ、もうちょっとなんとかなってもいいんだろうけどね。こうなってる理由は簡単で、サボってるからなんです。

ブログを導入してからは、かなりの間毎日書いてました。「ラジオでしゃべりたいなら、毎日書くことがなければダメだ」って思ってたから。ただ、内容まで気を配って書いてなかった。当時のものは今でも読めるけど、本当に日記だもんね。いつ何をしたかというのは分かるけど、読み物としてはとてもとても。

Memo and pen in the pocket

日記を公開する、ということでは、社会派ブロガーのちきりんサンも同じことをしています。ただ、読み物としてちゃんと成立していと。「これを伝えたい」というものがあって書いているんです。そのエントリーが積み重なって、ブログを書くことで生活ができているんだよね。

ボクはラジオでしゃべりたい思いはずっと持ってるけど、じゃ、それは何でなんだってことを突き詰めて考えたら「こんなおもしろいことがあったんですよ」とか「こんなモノ買ってみたんだけど」とか「こんなとこ行ってみたんだよ」ってことをみんなに言って回って、何かを感じてもらいたいんだよね。

そして、いつの間にかライフスタイルも、それに最適化しちゃってる。考え方も行動も、自分でしか感じないことを探っていこうとするし。もう普通のライフスタイルには戻れないって、ここ最近で痛感しちゃったなあ。

ボクがやりたいことを形にするのは、ラジオという入れ物でも、ウェブサイトという入れ物でも本質は変わらない。だからボクは、ウェブサイトのことが頭から離れられないし、更新を止めようとも思わないのだ。

ウェブサイトへの熱が少し冷え気味だったけど、もう一回熱してみよう。普通のライフスタイルには戻れないと痛感した今、これをやっていくしか残ってないから。テキストを打つことと声の表現しか、ボクには残っていないのだ。