TOHOシネマズ名古屋ベイシティで「コウノトリ大作戦!」を観る。赤ちゃんのもつかわいさに、笑った。そして、泣いた。
きょうだいのいないネイトは一緒に遊ぶ相手がおらず、弟が生まれたら一緒に忍者ごっこをして遊ぼうと今から心待ちにしていた。そんなある日、物置でボロボロになった“赤ちゃん申込書”を発見した彼は、早速喜び勇んで赤ちゃんの申し込みをする。申込書はコウノトリ宅配便社に届けられるが、ある事件を契機に赤ちゃんのお届けは禁じられていた。
キャラクターの動作で笑った! つい、イジリー岡田か、と!
赤ちゃんはコウノトリが運んでくる、という話をベースにしているから、きっとファンタジー色の強いものなんだろうと思ったんだけど、なんだこれ! いい意味で、悪ふざけが過ぎる!
観ている子供はドタバタのストーリーにワクワクするだろうし、心が汚れた…いや、成長した大人は悪ふざけに笑わずにはいられない。「高速舌なめ」なんて、あんたはイジリー岡田か!
まあ、そう思うのは少数の日本人だけだろうけど、格闘シーンも笑ったよ。この作品では、赤ちゃんのかわいさが絶対的正義になってるからね。双方が手を出せない。
アニメでここまで微妙な表情が作れるんだなあ…!
こっちも、この作品の世界に入り込んじゃってるから「なるほど、不妊はコウノトリが赤ちゃんを運んでこないからか!」とか、わけの分からない思い込みになりました。
というのも、CGアニメでの表情が「やっと赤ちゃんをさずかった…!」とでも言っているような、本当に幸せなものだったんですよ。こんなに微妙な表情が、アニメでできるなんて! この表情で、ボクは泣いた。
赤ちゃんをさずかった喜びから、赤ちゃんを育てることの大変さ、そして、小さな子供とのつきあい方。きっついギャグが入ってるけど、それに隠れるかのように、子育てで経験することの大変さや喜びが詰まってる。こういう作品だとは思わなかった。心に残った作品だ。
サッカー選手に例えたら、こんなタイプ
一見何もしなさそうだけど、ポイントは外さない守備的ミッドフィールダー。
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