TOHOシネマズ東浦で「ミッション:インポッシブル フォールアウト」を観る。予告編でアクションのすごさは分かっていたつもりだったけど、それ以上だった。そして、それ以外の魅力も十分。

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映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト

盗まれたプルトニウムを用いて、三つの都市を標的にした同時核爆発の計画が進められていることが判明する。核爆発阻止のミッションを下されたイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMFチームは、犯人の手掛かりが名前だけという困難を強いられる。タイムリミットが刻一刻と迫る中、イーサンの行動に不信感を抱くCIAが放った敏腕エージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)が現れる。

引用元:ミッション:インポッシブル/フォールアウト (2018) – シネマトゥデイ

「よっ! 待ってました!」と拍手喝采

イーサン・ハントが主人公のミッション:インポッシブルシリーズと言えば、トム・クルーズの体を張ったアクションが魅力。宙づりになったり、ビルの壁を登ったり、飛行機にしがみついたり。

今回の予告編ではヘリコプターにぶらさがる。本編で流れたら、心の中で「よっ! 待ってました!」と拍手喝采しましたよ。

ボクはこのシリーズを観に行く時は、そんな心構えなので、ストーリーに強引な感じがしても、いいんです。それ以上のアクションをみせてもらっているから。

脳内がスカッとする快感もあった

この作品を観ていてもうひとつあったのは、数十分に一回ある、スカッとする感覚。こちらの脳内を刺激する、というか。肉をムシャムシャ食べている時に、香草系のスパイスがアクセントになっている感じ。

個人的にはミントくらい、スカッとしたんですが、ミントは好き嫌いがあるだろうからねえ……。この作品にあるのは、誰もが感じる爽快感だよ。

ほかのキャラクターの魅力も再確認

そして、舞台が移って、クライマックスを迎えるところ。心の中で「これはドーピングだろ!」って思った。イーサンのそっちの面を掘ってくるかね、しかし!

まあ、それも本編でチラッと匂わせてくれたからなんだけどね。それがなければ、こんなに心が動くことはなかったなあ。

そう、こういう心配りがちゃんとできているストーリーなのです。ファーストシーンは、イーサンのキャラクターが分かる内容。そして、ストーリーが進むにつれ、イーサン以外のキャラクター、こんなに魅力的なのかと再確認。

イーサンはスーパーヒーローではない。だから魅力があり、仲間が支えたくなる気持ちになる。アクションだけを観るのではなく、こういう面でもしっかり楽しめる作品でした。