ミッドランドスクエアシネマで「プーと大人になった僕」を観る。前半と後半で違う雰囲気、2本の作品を観た気になった。
成長してロンドンで多忙な生活を送るクリストファー・ロビン（ユアン・マクレガー）は、妻子と故郷で過ごすはずだった週末まで仕事でつぶれてしまう。そんなとき、少年時代の親友プーが彼の前に現れ、一緒に森の仲間たちを捜してほしいとロビンに頼む。思い出の“100エーカーの森”を訪ねたロビンは、プーやティガーらとの再会を喜ぶ。
プーさんの世界を楽しめる前半
プーさんのことをよく知らなくっても、前半はその世界を楽しめる作りになっている。まったく知らなかったボクも「そうか、こういうお話だったんだな」と確認できました。
クリストファー・ロビンが100エーカーの森を出たのは、自分が人生の次のステージに向かうことを自覚していたから。ボクは小学校に行くことになった時、それまでとは違うことになるっていうことを感じていたんだけど、それと同じだね。
大人になってプーと再開し、その時の気持ちを思い出したクリストファー・ロビン。それを観て、ああ、くまのプーさんって、こういう話なんだと分かった。
新しいプーさんの世界を観せてくれたような後半
そして、後半。ここからがこの作品ならでは、って感じになってくる。100エーカーの森に住んでいる動物たちは、みんな無邪気だなあ。
雰囲気が変わって、2本の作品を観たような感覚だった。昔からのプーさんファンも納得しながら、新しいプーさんの世界を観せてくれた、って感じかな。
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