一日、メディアスエフエム。3時間の生放送は久しぶり。

きょう番組で紹介した本は、高牧康著「『裏声』のエロス」。裏声はカラオケ上達や健康増進、恋愛がうまくいくという効能があるそうで、そういったものに効く裏声の不思議に迫った本です。

もちろんタイトル買いです。エロスですよ、エロス! わくわくしながら読みました。…でも、エロスについては本の最初の方に書かれているだけ。むしろ裏声が人間にとってどれだけ必要なものかについて書かれている方が多い。タイトルも無理に「エロス」なんてつけなかった方がいいんじゃなかったのかなあ。

「泣くときは声を上げて泣いた方が立ち直りが早い」なんて、おもしろかったです。「裏声を駆使して効果的な読み聞かせを」というところは、ボクの仕事につながっていて参考になりました。男性はエロスに関するところを読んで、女性は音育のところを読んだらいいのではないでしょうか。もちろん、女性がエロスに関するところを読んでもいいんですけど。