アートピアホールで「LIVE POTSUNEN 2013『P+』」を観ました。全国各地を回っているこの公演ですが、名古屋だけ土日にやらないんです。平日に仕事をしている人は難しいだろうなあ。水曜は午後7時、木曜は午後2時開演だったもの。名古屋公演がなんでこうなったのか、勝手に考えてみましたよ。

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名古屋にはこういう会場が少ないんじゃないかって思うんですよ。今回入口でもらった他の公演のパンフレットを見ると、会場はアートピアホールと名鉄ホール、それに東建ホールの3つ。ほどよい広さの会場は、このくらいなんだなあ。ぜんぶ数百席程度なんだね。あ、あと、芸術創造センターもあるか。でも、今回はパンフレットにはなかったな。

ほどよい広さだから、当然いろんな団体が申し込み予約をするんだろうね。どこもお客さんが来やすい土日に公演をしたいだろうから、あっという間に土日は埋まってしまうんでしょう。

土日を含めた長期公演を名古屋で開くには、あとひとつかふたつ、こういうホールがあるといいのかなあ。数ヶ月前から会場を押さえにかかっても、すでにいっぱいなんだろうな。

あと、会場の作り、ね。小林賢太郎さん関連の公演を追いかけて、神戸や大阪、それに東京にいったけど、どこも入った瞬間に「うわあ!」という感動があったんだけど、名古屋ではそれがなくて…。まあ、地元だからってこともあるかもしれないけどね。

アーティストは名古屋でやりたいと思っていても、会場が長期で押さえられないからできないんじゃないかなあ。そして、名古屋でやらないから東京や大阪に行くことになって…これがまた行けない距離じゃないからね。

名古屋の数百人規模のホールって、需要と供給でみたら、若干需要が優っているかもしれないね。新しくホールを作って採算が合うかどうかマーケティングしたら、意外といけるかもしれないなあ。