EAST END × YURI の「DA・YO・NE」を初めて聞いたときに「日本語もラップに乗るんだ!」思いました。あれは1994年でしたかね。オリデ君は19歳でした。ただ、それは日本語の持つアクセントや言葉の数にはこだわらないもので、「うーん、日本語が乗っかったのはおもしろいけど、もうちょっと日本語のよさも生かせないだろか」という気持ちもありました。その時にはもう、アナウンスの勉強もしてましたからね。ま、言葉に異様な関心を持つ、言葉カ(ことばか)の血が騒いだんです。

あれから13年経って、ボクは日本語のラップを聞くことはあまりなくなりましたが、こんなサイトを読んでたんです。

ラップとして「もってけ!セーラーふく」を評価する

で、ここに載ってる<日本の三大ラップの仲間入りか?/もちろん残り2つは「おら東京さいぐだ」「ドリフの早口言葉」>という文で、はたと気がついたんですが、この2つは「8音か5音で歌詞が構成されていることが多い」んですよ。試しに数えて見てください。…ね。ひょっとして、日本語ラップを言葉の数から分析すると、8音か5音のものと相性がいいのか…? というのが、ボクの今のところの考えです。助詞などをうまく省略して言葉をつなげば、なんかおもしろそうだなと感じました。なんとなく思ったことで、非常に生煮えっぽい考えでもありますが。

あ、いちおう、「残り2つ」と挙げられている曲がが日本の三大ラップと言われている事実はありませんので、念のため。