久しぶりの講師でした。
知多市市民協働課が主催、知多市総合ボランティアセンターが担当した「まちづくりに携わる人の伝えるチカラ講座」の講師をしてきました。
ボランティアの人が協力を仰ぐときに、伝えるスキルがなくて困っている、というお話を聞いたので、それならばお力になりましょう、と引き受けました。
ボランティアの方々は、自分のやりたいことが明確になっているぶん、ほかの人にその思いをうまく伝えられない。思いが空回りする、ってやつですね。
どうやって思いを伝えるか。そのポイントをお話しました。
参加者のみなさんは、ボランティアをされている方が多い。お話をうかがいながらの講座をしましたが、気づいたことがありました。
ボランティアって、なんでもこなさなければいけないと思い込むようになっていました。困っている人の前に現れて、サッと問題を片づける、超人的なことをするのが、ボランティアだと思うようになっていました。
それ、全然違うんだね。あくまで、自分の持っているものがお役に立てばいい、というスタンス。当然、自分より経験豊富、知識も持っている人のお相手をすることだってある。
なんか、そういう時って「自分がお役に立てなくて申し訳ない」って思いがちになるかもしれないね。恥ずかしがることは全然ないんだなあって、みなさんとお話しているうちに気がついた。
ボランティアって大変だ、生活をある程度捧げないといけない、って思うから、参加するときにためらってしまうのかもなあ。本当は、自分の空いているときにお手伝いするってことなんだよね。
一週間に一日、それも数時間でもいいはずだ。自分の生活に無理のない範囲でお手伝いするのが、ボランティアだ。
お話してみて分かることって、まだまだいっぱいある。
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