TOHOシネマズ東浦で「ヴェノム」を観る。あんなビジュアルだから、怖いと思うじゃないですか。いやいや、バディ・ムービーでした。

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映画『ヴェノム』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているといううわさを聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される。

引用元:ヴェノム (2018) – シネマトゥデイ

ホラーっぽいかと思っていたら、バディ・ムービーでした

「最も残虐な悪が誕生する」なんてコピーをみて、そうか、ブロックは大変なことになってしまうんだな……と思ってました。

ボクが思ってたストーリーは、ブロックが廃人になってしまうものでした。それは2000年代には受け入れられていたかもしれないけど、2018年の今は、ちょっと古いストーリーなのかもしれません。

ヒットする映画のストーリーは世界がどんな気分になっているかで変わる、と思っています。「暗いストーリーはちょっとお腹いっぱいだなあ」という時に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観て「そう! こういうのが観たかった!」と思ったように。

バディ・ムービーでした。ヴェノムが好きになってしまう……というのは、あのフォルムから無理かな。でも、気持ち悪いけどかわいい、キモカワイイのが好きな人には受け入れられるかも。

ブロックとの会話がね、おもしろいんですよ。高いところが苦手なブロックと、ビルもひょいひょい登っていくヴェノム。さて、降りる時は……テンポのいい会話とカット割りでした。