3車線ある国道を車で走っていました。夕方すぎで、けっこう車の量が多い。ふと200メートル先を見ると、杖をついたおじいちゃんが道の真ん中で踏ん張ってる。横断歩道を渡りきれず、中央分離帯までも行けなかったようだ。

こんな時、ボクは何ができただろう?

その時は、ハザードランプをつけて後続車両に注意を促して、自分はゆっくりと通過しました。運転席のすぐ横におじいちゃんが立っているのは、なかなかシュール。というか、一歩間違ったら大事故だ。

一瞬考えましたよ。このまま行けばおじいちゃんのすぐ横を通るんだから、停車しておじいちゃんをピックアップする、とか。

でも、それをすることで自分の身が危険になったら意味がないしね。停車するってことは、車線をひとつふさいじゃうんだから、そっちの方が、危ない。

ドライバーがそれぞれ、注意しながら運転するしかなかったのか…。おじいちゃん、怖かっただろうから助けてあげた方がよかったのか…。ボクはどうしたらよかったんだろう。


カラー図解 あなたの”不安”をスッキリ解消! クルマの運転術