「キミのお金はどこに消えるのか(井上純一、KADOKAWA)」を読みました。家計の常識と経済の常識は一致していませんでした。
内容紹介
「次総理大臣になる人、このマンガ読むイイジャナイ?」(中国嫁月さん)大ヒットシリーズ『中国嫁日記』の著者・井上純一は、実は経済オタクでもあった!? ある日、円安で中国工場への送金が高くついた、とボヤく井上さんに、愛妻の月さんが「減った分のワタシたちお金、誰が取りマシタカ?」と返します。「こ、答えられない…というか、その発想はなかった!?」と衝撃を受けた井上さん、月さんの「お金に関する素朴な疑問」を題材に連載を始めることになりました。知らなくても生きてはいけるが、知るともっと世の中が面白くなる「お金」の話が弱者切り捨て、高齢化社会、増税、選挙、雇用問題など、誰もが知っている(しかし答えをもっていない)社会問題に絡めて語られます。監修 飯田泰之(明治大学経済学部准教授)
「キミのお金はどこに消えるのか(井上純一、KADOKAWA)」を買った。この仕組みを知らないと、この先生きていくのはつらいかも、と思ってます。
【Amazon】 https://t.co/3DuRi6zGpB
【Kindle】 https://t.co/yvb0oLldO7— 折出賢一 (@kenichioride) 2018年8月6日
そういえば、経済って学校でしっかり勉強してこなかった。大学で経済学を学んだ人は、ここに描いてあることは当たり前だって、知ってるのかなあ。
経済って、輪っかのようになってる感覚があります。お金を使わないから、お金が入ってこない。どこかがお金を使い始めれば、お金が入ってくる。でも、自分はイヤだ。だって、お金がないもん。
どこが使い始めるべきなのかって言うと、やっぱり、国なんだよね。
最近、生産性が話題になりましたが、実は政府のお金は生産性のないところにこそ費やさねばならないのです。なぜなら生産性のあるところに政府が出張ると、民間企業の儲けを削ってしまうからです。 キミのお金はどこに消えるのか 井上 純一 https://t.co/VQDax5m3LG @amazonJPより pic.twitter.com/4QcJLErAMt
— 井上純一(希有馬) (@KEUMAYA) 2018年8月3日
お金は貯めなきゃいけないけど、貯めてもいけない。矛盾しているような考え方を理解するには、お金を神のように考えちゃいけないんだ。紙のように考えないと。……おお! 今、うまいこと言った!
お金を払うのは、払った先に「自分にとっての価値」があるから。大事なのは価値の方で、お金じゃないんだ……と、こういう考え方になれば、多少はお金を使うようになるだろうか。
とは言え、お金を貯めることにどうしても必死になってしまうんだよねえ。いかんいかん。お金より大事なのは、価値を提供できるかってことのはずなのに。
コメントを残す