中川コロナシネマワールドで「ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜」を観る。大きな成功をつかむと、多くのものがこぼれ落ちてしまうのかな。逃れようとしても結局同じことになってしまうのか、とも感じた。
アメリカのポップスシーンに輝く歌姫、ホイットニー・ヒューストン。驚異的な歌唱力で世界的な人気を誇り、出演した『ボディガード』は全世界で4億ドルを超えるヒットを記録した。しかし、薬物問題や複雑な家庭事情がメディアで取り上げられるようになり、やがて48歳でこの世を去ってしまう。陽気なイメージの裏にあった素顔に迫る。
大学で心理学の講義を聴いていたことがあります。社会心理学だったか発達心理学だったかは忘れたけど、成長の過程での環境は大きくなっても影響を受けるって記憶があるんです。
自分が避けようとしていても、なぜか引き寄せられてしまうという不思議。ホイットニーもそういうふうに行動をしていたようだけど、同じような道をたどったようにみえたなあ。
親のようにはならない、という反骨心で、親とは違う世界をのぞくと、その違いに苦労する。やっぱり、育ってきた環境がいちばん楽なんだろうなあ。心が落ち着く、というか。
スーパーボウルの国歌独唱で、ホイットニーがどういうことをやったのか、知らなかった! パッと聞いた時は分からなかったけど、なるほど、そうだったのか……!
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