TOHOシネマズ東浦で「アラジン」を観る。2回めは吹替版で。この数日で何度も観たので、いろんなことが分かって泣きっぱなしだった。

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アラジン|映画|ディズニー公式

貧しいながらもダイヤモンドの心を持ち、本当の自分にふさわしい居場所を模索する青年のアラジン(メナ・マスード)は、自由になりたいと願う王女のジャスミン(ナオミ・スコット)と、三つの願いをかなえてくれるランプの魔人ジーニー(ウィル・スミス)に出会う。アラジンとジャスミンは、身分の差がありながらも少しずつ惹(ひ)かれ合う。二人を見守るジーニーは、ランプから解放されたいと思っていた。

引用元:アラジン|映画|ディズニー公式

5日前に観た、字幕版のアラジン。そこから2日後にアニメの吹替版を2回観て、翌日にアニメの字幕版を観た。そして、今回の吹替版のアラジン。こんなに短期間に、こんなに何回も観るとは思わなかった!

だって、テレビでアニメ版を放送するって言うから、観たくなるじゃないですか。実写とアニメ、どこが違うんだろう、って。そしたら、観たくなるじゃないですか。ジーニーを演じた山寺宏一さんは、実写版とアニメ版で、どういう演じ分けをしたんだろう、って。

アニメ版のジーニーは、ロビン・ウィリアムズ。実写版は、ウィル・スミス。それぞれの演じ方を受けて、アプローチを変えていた山寺さん。

そういうものだ、と思うけど、何十年も経って、同じ役、しかも、違う人が演じたものを吹き替えるのは大変だったと思うよ。吹き替えって、あくまでも吹き替える前の役者の演技に合わせていくものだし。さらに、一方はアニメ、もう一方は実写だし。

そして、2回めとなった実写版アラジンでは、曲が流れるたびに泣いてました。アニメのここを、実写はこんなふうに映像にしたのか! という感動がダイレクトに襲ってきて。

冒頭のアグラバーでの逃走シーン、あれ、アニメのいいところを実写化してたんですね! その感動はやはり、アニメを観たからこそ湧き上がってくるものだ。

そして、1992年でのジャスミンと、2019年のジャスミンの違いも明確に分かる。こういう細かいチューンナップが、今の時代に受け入れられた要因のひとつなんだろうな。

いやあ……何度も観たくなる作品って、こういうことか……! 映画を観る時は作品に関する情報をまったく入れないんだけど、入れたら入れたで、何杯も楽しめるもんなんだなあ。