TOHOシネマズ東浦で「海獣の子供」を観る。なんという美しさ、なんという壮大さ。自分なんて、本当に小さな存在だ。

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アニメーション映画「海獣の子供」公式サイト

自分の気持ちをうまく言葉にできない中学生の琉花は、夏休みの初日に部活でトラブルを起こし、居場所がなくなってしまう。彼女が父親が働く水族館を訪ねると、ジュゴンに育てられたという不思議な少年・海とその兄・空と出会い、彼らを通じて見たことのない世界に触れる。同じころ、海の生き物たちが日本へ移動し始めるなど、地球上でさまざまな異変が始まる。

引用元:海獣の子供 (2019) – シネマトゥデイ

この作品から離れたところから話を始めますが、先日、SUPをやりまして。海の上にボードを浮かべてそこに立ち、パドルで漕いで沖に出るスポーツです。

ひとりで海の沖に出ると、不安になりました。落ちたら足はつかないし。陸が遠いと、こんなにも孤独感を味わうものなんだ、と。

そんな気分を思い出した作品でした。海の怖さ、人間の無力感と、自然との一体感。

普段、自分の生活や環境をある程度コントロールしているけど、自然の力の前には、そんなことはたいしたことではないんだなと思うほどの、圧倒的な映像でした。

観終わって、映像美にしばらくぼんやりしてました。頭で理解しようとすると追いつかない。自分は地球上の生物のひとつ、ではなく、広大な宇宙を構成しているひとつの存在、という認識になるくらい、宇宙の広大さ、自分の小ささを感じました。