午後、瑞穂陸上競技場へ。FMとよた「GRAMPUS BEAT」の実況生中継は、J1第4節の名古屋グランパス対湘南ベルマーレ。

先日のナビスコカップ、セレッソ大阪戦で現状での戦い方が見えたグランパス。開幕戦の攻撃の手詰まり感はおそらくないだろう。

試合情報 2013J1リーグ第4節:名古屋グランパスvs湘南ベルマーレ | 名古屋グランパス公式サイト

前半、グランパスはディフェンスラインから前線に長いパスを入れる動きが印象的。そのパスも、無理やりというわけではなく、あらかじめ決めていたというように、タイミングをお互いが図りながらの動き。うまくつながらないのはやはり、新加入や移籍した選手が多いので、意思疎通がまだうまくいかないんでしょう。

ベルマーレもグランパスからボールを奪ったら、短いパスをつないで攻撃をする。味方からボールをもらったらすぐに別の味方にボールを出すので、あっという間にグランパスのゴール付近にボールを運ぶ。

そんな中、前半45分に玉田選手がゴールを決める。これまでベルマーレが見せていたような早い攻撃を見せました。

後半、グランパスもベルマーレもミスが目立つ。グランパスはベルマーレにボールを奪われるし、ベルマーレはシュートを打っても枠を大きく外す。グランパスが逆転されててもおかしくないくらい、チャンスが多くあった。

そして後半41分、途中出場の小川選手が玉田選手からのアシストを受け、落ち着いてゴールを決める。これもベルマーレのミスからだった。お互いにミスが多かったけど、相手のミスを生かしたグランパスの方に運があった、ということかなあ。2対0でグランパスが勝ちました。

中盤でのミスをなくしたり、連携が良くなっていったり、けが人が復帰したりと、まだまだ調子を上げていく余地は残っている。この試合に勝ったことで、ひとまずチームも落ち着いてくるんじゃないだろうか。試合に勝つってのは、それだけ大きな薬なんですね。